フジテレビとリクルート、ワンセグ放送サービスを活用した情報提供プラットフォーム運営会社を設立

株式会社フジテレビジョン（代表取締役社長：村上光一、本社：東京都港区、以下　フジテレビ）と 株式会社リクルート（代表取締役社長 兼 CEO：柏木 斉、本社：東京都中央区、以下　リクルート）は、本日、ワンセグデータ放送サービスを活用した情報提供プラットフォームを運営する新会社、「株式会社コネテレ」を設立することに合意しました。
フジテレビとリクルートは、関西テレビ放送、東海テレビ放送と共に、本年7月から8月にかけて共同で実証実験を行い、ワンセグサービスにおける新たなビジネスモデルの開発について検討してまいりました。その結果、両社にて本年12月に新会社を立ち上げ、来年4月のサービス開始を目標に、ワンセグサービスにおける新たな事業機会を共同で開発していくことにいたしました。

1．新会社設立の目的

リクルートは従来、ユーザーニーズに応じた情報サービスを実現すべく、メディア展開の多様化と、それによるユーザー接点の強化とサービスレベルの向上に取り組んで参りました。今回、新たにワンセグ放送サービスを活用した情報提供プラットフォーム運営に取り組むことで、既存の各領域で展開しているサービスとの連携と、それによる新たなユーザーの獲得を見込んでおります。また、現在R25やL25でも力をいれているクロスメディア・プロモーション（*1）の新たなメディアとしても活用することが可能であると考えます。
フジテレビは、「いつでも、どこでもテレビ」のワンセグをきっかけに、視聴者が豊富な情報を、必要な時に、簡単に取得できる利便性の高いサービスを実現し、放送と通信の連携による新しいビジネスモデルの開発を目的としています。

（*1）クロスメディア・プロモーションとは、マスメディア、フリーマガジン、インターネット、モバイルにおける広告と、PR、口コミ、セールス・プロモーション等を、ターゲット属性に合わせて最適に組み合わせるコミュニケーション手法のこと。

2．新会社の概要

新会社では、ワンセグ放送のデータ領域を活用した新しい情報サービスを展開します。具体的には、データ領域に電子番組表などから抽出した、番組内容に関連するキーワードを表示しそれに連動した情報提供を行うサービスです。汎用的なキーワードもあわせて配置することで視聴者の多様なニーズにも応えていく予定です。提供する情報は、グルメ情報はもちろんのことイベントやコンサートから、旅行やショッピングまで、視聴者に役立つ幅広いジャンルのものを日本全国で提供します。

3．今後の展開について

フジテレビ、リクルートに限らず、様々なコンテンツプロバイダや全国の放送局との連携を図り、オープンなサービスを実現することを目指していきます。

株式会社フジテレビジョン

株式会社リクルート