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フランス人アーティストによる、遊び心あふれるインスタレーション作品を体験できる ポール・コックス展『Roller-scape』 開催!

2015年10月09日
株式会社リクルートホールディングス

CSR
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株式会社リクルートホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 兼 CEO:峰岸真澄)が運営するギャラリー「クリエイションギャラリーG8(http://rcc.recruit.co.jp/)」では、2015年10月10日(土)から11月19日(木)の期間、フランス人アーティスト、ポール・コックスの展覧会『Roller-scape』を開催いたします。

※インスタレーション:現代美術における表現手法・ジャンルのひとつ。ある特定の室内や屋外にオブジェや装置を置き、場所や空間全体を作品として体験させる芸術

ポール・コックス展「Roller-scape」について

カラフルでコンセプチュアルなインスタレーション作品や舞台美術から、物語性のあるイラストレーションまで、幅広く手がけるポール・コックス。日本では、今年の北陸新幹線開業のキャンペーンや、2013年ルミネのクリスマスキャンペーンをはじめとするイラストレーションを手がけ注目を集めています。本展は、南仏マルセイユで開催された個展、"Aire de jeu(遊び場)"の作品を、新たにG8バージョンとして制作・再構成。ポール・コックスが作り出す、遊び心あふれるインスタレーション作品を、ぜひ会場で体験してください。

ポール・コックス展ポスター画像
▲ポール・コックス展ポスター画像

展覧会概要

  • 展覧会名
    ポール・コックス展 『Roller-scape』
  • 会期
    2015年10月10日(土)〜11月19日(木)
    11:00~19:00 日曜・祝日休館 入場無料
    ※初日の17:30~19:00はオープニングパーティーを開催します
  • 会場
    クリエイションギャラリーG8
    〒104-8001 東京都中央区銀座8-4-17 リクルートGINZA8ビル1階
    TEL 03-6835-2260 http://rcc.recruit.co.jp/
  • 展示内容
    南仏マルセイユで開催されたポール・コックスの個展"Aire de jeu(遊び場)"の作品を、新たにG8バージョンとして制作・再構成。数々の大きな立体作品を、来場者が自由に動かし空間をつくることができるインスタレーション作品を展示します。
  • 主催
    株式会社リクルートホールディングス クリエイションギャラリーG8
  • 協力
    Bureau Kida
  • トークショー
    第269回クリエイティブサロン 2015年10月10日(土)16:00~17:00
    入場無料 要予約(TEL 03-6835-2260)
    出演 :ポール・コックス、水口克夫(アートディレクター)
    内容:北陸新幹線開業のキャンペーン広告でアートディレクションを務めた水口克夫氏をゲストに迎え、ポール・コックスの発想の源から、制作のプロセス、最近の仕事まで、作品に込められた思いをお話しいただきます。

ポール・コックス展『Roller-scape』概要

展覧会によせて

「ローラースケープ」のインスタレーションは、切り抜いてペイントし、ローラーをつけたオブジェを集めたものです。さまざまな尺で描かれた風景のパーツを、来訪者は自由に動かすことができます。まるで役者やダンサーが自分たちの演し物の美術を組み立てるかのように。画家が、一番眺めの良い風景を探すように。またもしくは、マルセル・デュシャンの言葉「タブローを作り出すのは、それを視る者である」かのように。

バレエやオペラの舞台美術の仕事から学んだことや、舞台上で見出すことのできることが好きな詩的な舞台美術の裏側などに、思いを馳せながら、ローラーのついた風景を制作しました。また、私の絵画制作において、構図を重ねて展開することに、大変興味を抱いています。それは世界に対する私たちのベーシックな視点だと思うのです。あまりにも基本的すぎて、注意を払うことがないぐらいです。しかし、ひとつのオブジェのある部分が、その前に置かれた他のオブジェで隠されているのを観察するのは興味深いことです。隠されていてもどんなオブジェかわかるかどうかについて考えるのは、楽しいのです。この、重ねることや隠すことについての研究は、絵画の歴史においても、非常に心を惹かれるテーマです。

ポール・コックス

プロフィール

ポール・コックス Paul Cox
1959年パリ生まれ。両親はオランダ出身。はじめは英語教師をしつつ、独学でアートを学んだ。絵画制作が主だが、活動は非常に幅広い。多数の絵本や画集を出版、日本語にも訳された。2006年板橋区立美術館で絵本のワークショップを行った。またポスターでは、パリ市、ナンシーのオペラ座、ジュネーブの大劇場をはじめ、数多く描いている。舞台衣装や舞台美術では、振付師バンジャマン・ミルピエとのコラボレーションが多く、くるみ割り人形(2005年/ジュネーブ大劇場)、アモヴェオ(2006年/パリ オペラガルニエ)、ペトリューシュカ(2007年/ジュネーブ大劇場)など。アーティストとしては、美術館などで、遊び心あふれる、ビジター参加型の巨大インスタレーションの制作などを行っている。Jeu de Construction「構築遊び」(2005年/パリ、ポンピドゥーセンター)、Méthode「メソッド」(2007年/ルクス・バレンシア)、Le Boulingrin de l'oncle Toby「トビーおじさんの芝生」(2008年/ショーモン)など。2013年にはフォンテヴローの修道院で風景画のシリーズを発表した。

http://bureaukida.com/category/paul-cox/

同時開催

ポール・コックス作品展・・・イラストレーションの原画やポスターを展示、販売します
2015年10月10日(土)~11月3日(火・祝)13:00~19:00 月~水曜休館/祝日開館
パールブックショップ&ギャラリー
〒151-0066 東京都渋谷区西原2-26-5 パールマンション1F パドラーズコーヒー横

ポール・コックス作品例

ポール・コックス作品例

1.マルセイユのギャラリー、フォトキノにて 2015年/2.JR東日本 北陸新幹線開業キャンペーンのポスター 2015年/3.ブルゴーニュ、ディジョン劇場のポスター 2009年/4.北フランス、リールのノール劇場のポスター 2014年/5.パリ、グラフィックデザイン祭のポスター 2014年

本件の詳細はこちらよりご覧ください