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攻めと守りのバランスをとり、中長期的な企業価値向上を支えていく

社外取締役インタビュー

この内容は2018年統合報告(2018年10月発行)掲載時点のものです。

具体的なアクションにつながるガバナンスを

泉谷 直木

社外取締役 泉谷 直木

1972年アサヒビール株式会社(現アサヒグループホールディングス株式会社)入社、2010年代表取締役社長、2016年代表取締役会長 兼 CEO、2018年代表取締役会長(現任)、2018年6月株式会社リクルートホールディングス社外取締役(現任)

Q.リクルートグループの印象はいかがですか?

リクルートグループの経営のストラテジーは、非常にしっかりしています。企業価値創造ストーリーが根幹にあって、事業をきちんと動かしながら目標に向かって実績を積み上げており、そこからは、中長期での成長の持続性や企業価値の向上というものが、きちんと読みとれます。また、経営者のみなさんが若いので非常にアグレッシブでスピーディ、かつ透明性の高い運営が行われているという印象です。まるでマグマのような熱いパワーを組織として持っているように感じます。

Q.ガバナンスについてどのように評価されていますか?

M&Aを進めていくと、よりグローバル化や多様化が進み、集まってくる情報は増え続け、経営に参画してもらう人材も変わってきます。そうしたなかで、さまざまな仕組みを導入することになるわけですが、ともすれば、ガバナンスは上から見るという発想になりがちです。しかし、現場に行って実際に触れてみないと分からないこともたくさんあります。フレームを提示するだけでなく、具体的なアクションがきちんと実行できているかが、より一層重要になっていきます。

バランス感覚やリスクに対する視点を提供する

Q.社会におけるリクルートグループの役割は何でしょうか?

リクルートグループのビジネスモデルは、ある意味で社会貢献型です。例えば、就職のマッチングによって世界の人々に働く機会を提供したり、貧しくて学校が作れないところにもインターネットの学習システムで教育の機会を提供したり、そうすることによって、人々が豊かな生活を目指すことをバックアップできるのです。本業を通してそれらが実現できるのは素晴らしいことであり、夢があります。リクルートだからこそ実現できる最大のSDGsといえるのではないでしょうか。

Q.ご自分の役割をどのように捉えていますか?

株主のみなさまへの受託者責任を負う社外取締役として、重要案件の意思決定における透明性、客観性、公正性といった業務執行のモニタリングを行うことはもちろんですが、それと同時に、リスクと上手く向き合った上で、いかに中長期で企業価値を向上させていくのか、このようなことを支えていく役割も期待されていると考えています。