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Indeed CEOメッセージ

クリス・ハイムス(Chris Hyams)
Indeed, CEO
Indeedでは「We help people get jobs」というミッションを大切にしています。多くの方々にとって、仕事とは、家族や健康に次いで大切な人生の基盤であり、このミッションに取り組むことが私たちの社会貢献であると考えています。
このミッションの根幹には、2つの大切な理念があります。まずは「求職者第一主義」です。Indeedでは、プロダクトや事業の判断において、常に求職者にとって何がベストかを問いかけます。当たり前に聞こえるかもしれませんが、本当に重要な考え方です。この理念に基づき、私たちは全世界の何百万件もの求人情報を一元化し、個人に適した仕事探しを迅速かつ簡単にすることに成功してきたのです。もう1つの理念は、「採用企業に最高の価値を」です。当社は、pay per performance(従量課金型)のビジネスモデルを主軸にしています。実際に効果を提供できなければ収益にはなりません。そのため、企業クライアントと変わらぬ熱意を持ち、より良い採用成果をともに目指しています。この2つの理念がIndeedの競争優位性であり、リクルートグループが大切にする価値観(バリューズ)のひとつでもある新しい価値の創造(Wow the World)につながると考えています。
Indeedの最大の強みは従業員であると考えています。彼らはIndeedの一員として誇りをもって働いています。Indeedを支えているのは、ミッションを追求し続けるなかで起こる、継続的なイノベーションです。それには、従業員が職場でクリエイティビティや起業家精神を存分に発揮できる環境が欠かせません。私たちがサービスを提供する相手は、世界中のあらゆる人たち。だからこそ、イノベーションにはダイバーシティ&インクルージョンが重要な鍵を握ります。私たちの経験と考えが多様化すればするほど、新たな問題を的確に把握し、解決できるようになるのです。
また、リクルートグループの一員であることが、私たちの競争優位性を高めていると考えています。リクルートは、1960年代から度々大きな変貌を遂げながら事業を行ってきました。この経験があるからこそ、長期的なサステナビリティや成長について、本質を捉えた考え方ができます。また、私たちはリクルートグループの権限委譲型M&Aの成功パターンからも学びを得ています。リクルートホールディングスが親会社になってからも、Indeedはそれまでと同じミッションを掲げ、変わらぬ取り組みに重点を置き、自律的な経営で発展してきました。これを参考に、Indeedが買収した企業に同じ手法を用いています。今はIndeedにとって非常にチャレンジングな時代です。現在の事業拡大を続けながら、人材紹介業など新たな市場でイノベーションの先駆者となり、世界中のより多くの人たちの生活の向上に貢献していきたいと考えています。
The Orange Chair
すべての会議室に必ず1脚だけオレンジ色の椅子が置いてあります。これは、Indeedの理念のひとつである「求職者第一主義」の象徴です。創業からまだ日が浅かったある日、現CTOのAndrew Hudsonは、このミッションを常にプロダクトの中心に据えるべきだと考え、何かを決断するときには必ず「求職者にとって何がベストか」と自問するようチームメンバーに働きかけました。そして、「この会議に求職者が同席していたとして、私たちはその求職者に対して恥ずかしくない意思決定をしているのか?」を日々意識し続けるための仕掛けとして、オレンジ色の椅子をすべての会議室に置くようにしたのです。それ以来、このオレンジの椅子の存在はメンバーが常に求職者のことを一番に考えることにつながり、Indeedは2.5億人以上*1の月間ユニークビジター数を誇るプロダクトにまで成長しました。
*1 Google Analyticsに基づく2019年4~6月における月間平均数
Indeedのサステナビリティ
さまざまな社会貢献活動や社内の多様な組織づくりに取り組んでいます。

アースデイとゴーグリーン活動
困難な状況にいる人々の仕事探しを応援
Indeedは国際NPOのGoodwillと協力して、2024年までに障がいや生活苦、犯罪歴などにより困難な状況にある求職者100万人の仕事探しの支援を行うことを宣言しました。Indeedは、Goodwillの求職者にオンラインアセスメント、イベント管理、研修ツールを提供しています。
Earth Day(アースディ)とGo Green(ゴーグリーン)活動
従業員向けの環境活動である「アースデイ」と「ゴーグリーン」には、多くの従業員が積極的に参加しています。ゴミ拾いや生態系を再構築するための植樹などを通じて、環境意識の醸成を目指しています。
アスリートのキャリア構築をサポート
Indeedは、2020年東京オリンピックのアイルランド代表選手団と公式なパートナー契約を結びました。アスリート委員会と協働し、アスリートが競技活動を続けながら、長期的なキャリアを構築できるよう、ワークショップや相談会、職業紹介などの活動を実施しています。

アスリートのキャリア構築をサポート