SDGsドミノとリボンモデル

目標10を起点とした連鎖による社会変化の実現
リクルートグループでは、SDGsから特に私たちが取り組むべき6つの開発目標を設定しています。SDGsの目標はすべてつながっており影響を及ぼしあっていますが、特に自社の強みとマッチしているものこそ、加速度をつけて成果が得られると考えています。
私たちは、情報の非対称性をなくし選択肢を広げる「リボンモデル」によって個人ユーザーと企業クライアントの最適なマッチングに寄与し、一人ひとりが自分の本当にやりたいことに行きつく世界を目指してきました。そのため、目標10「人や国の不平等をなくそう」をドミノの1つ目に置くことで、より大きなインパクトを生むと考えています。そして、ドミノのような連鎖反応を起こして社会的な成果につなげていくことを意図し、目標に取り組んでいきます。
リボンモデル

就職・進学・住宅・ヘアサロン・レストランなど、必要な情報を求める個人ユーザーと、企業クライアントが出会う場(プラットフォーム)を作り出し、より多くの最適なマッチングを実現することにより双方の満足を追求すること。これが、リクルートグループが創業より大切にし、ビジネスのエンジンとして活用してきたビジネスモデルです。このマッチングの仕組みをリボン結びの形になぞらえて図式化し「リボンモデル」と呼ぶようになりました。
情報を求める側と持つ側との隔たりは大きく、個人ユーザーにとって、企業側に多く存在する必要な情報からより自分に合った選択肢を見つけることは、大変な労力を伴います。リボンモデルは、この情報の非対称性がもたらす世の中の不満・不便や不安を最適なマッチングによって解消し、出会いがもたらす満足を創出することで社会に新しい機会を提供するものであり、これこそがリクルートグループの事業の根幹です。だからこそ、SDGsの目標10「人や国の不平等をなくそう」をSDGsドミノの中心に置いています。
インターネットそしてスマートデバイスの普及により、膨大な量の情報に直接触れられるようになった今、より速く、シンプルに、もっと身近に誰もが最適なマッチングに出会えることの重要性が高まっています。リボンモデルもまた、テクノロジーを取り入れながら社会のニーズに応えるべく進化を続けていきます。リボンモデルの実践により「まだ、ここにない、出会い。」を創出し、一人ひとりが輝く豊かな世界の実現に貢献していきます。