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人材派遣SBU

給料日まで待たなくていい。柔軟な給与支払いシステムで、経済的な安心を: Staffmark Group

給料日前に、必要な額を引き出せる。派遣スタッフの生活を支えるソリューション

家計のやりくり。多くの人にとってそれはストレスであり、不安の種です。食費や保育料など不可欠な生活費の工面に労する人もいれば、給料日前の急な出費が重なり、短期ローンを利用せざるを得ないケースもあります。米国を拠点とする人材派遣会社のStaffmark Groupでは、派遣スタッフの経済的な安定を確保することの重要性を認識し、ある取り組みを始めました。

派遣スタッフのより安定した生活が、採用にもつながる

Staffmark Groupは、北米で400拠点以上の人材派遣サービスを展開している会社です。創業以来、常に個人ユーザーである派遣スタッフと企業クライアントの双方が納得できるよう最大の価値を提供してきました。エンタープライズ・オペレーション部門のシニア・バイス・プレジデントであるエミリー・ギルトナー。彼女は、給料日前でも、必要な時に給与を引き出したいというニーズが派遣スタッフにあることを知り、その実現方法を新型コロナウイルス感染拡大以前から検討していました。エミリーがこのニーズとソリューションのアイデアを経営陣に持ち込むと、すぐに経営陣もその潜在的な必要性を理解し、プロジェクトを後押ししました。

まずStaffmark Groupは、米国のフィンテック企業DailyPayと提携。エミリーに加え、クライアントサービス部門、人事部門、IT部門、CFOまでもが部門を超えて連携し、同グループの勤怠管理システムを基盤にタイムリーな給与計算のシステムを構築。さらにモバイルアプリを利用して、当日までに得たリアルタイムの給与にアクセスできるようにしました。

段階的なローンチを経て、このソリューションは派遣スタッフたちにとって、非常に好評を博するものとなりました。派遣スタッフたちは、いつでもどのデバイスからでも、その時点の給与の最大70%を、廉価な取引手数料で引き出すことができます。加えて、家計管理ツールを無料で利用できる機能もあり、それぞれの経済的な安定に役立てることができます。

iPhoneとクレジットカードとを持っている人

このソリューションは、派遣スタッフの経済面に大きな変化をもたらしただけではなく、派遣スタッフのパフォーマンス向上にも効果的であることがわかりました。このサービスの利用者は、対象となる派遣スタッフの約40%にのぼり、合計でおよそ1,900万ドルの給与が引き出されていることがわかっています。また、これによって短期ローンの借り入れなどを防ぎ、年間で最大400%の手数料・利息の節約につながっていることが明らかになりました。新たにStaffmark Groupに登録した派遣スタッフの半数以上がアプリの利用登録をしていることからも、ソリューションが採用シーンにおいても魅力的であったことが読み取れます。

価値をより多くの人に届けるために

では実際のところ、どのように使われているのでしょうか。平均的な給与の引き出し額は1回あたり77ドル(約8,200円)。Staffmark Groupの調査によると、その用途は、薬やオムツといった生活必需品の購入や、通勤に必要なガソリン代など、必要不可欠な日用品の購入でした。人々が生活するための最低限の資金だったのです。企業に関する口コミ情報を掲載するGlassdoorに投稿された派遣スタッフのコメントには、「クリスマス当日にプレゼントの準備が間に合った」という喜びの声や、別のアンケートでは「私の病気の治療には非常に高価な薬が必要です。この仕組みがなければ、一度も薬を買えなかったと思います」との声が。利用者の半分以上が新型コロナウイルスの感染拡大によって生じた予定外の出費を、このソリューションを活用してカバーしたこともわかっています。加えて、毎月発生する支払いへの延滞料や消費者金融の高額な利息の発生といった悪循環から派遣スタッフを解放することにもつながりました。ある派遣スタッフはGlassdoorに「ローンを組んで高い金利を払わずに済んだのが何より嬉しい」と投稿しています。

従業員による引き出し額の割合を示しているグラフ

引き出しの49%は1回あたり100ドル以下*

「運用にあたる私達の業務負荷はとても少ないんです」とエミリーは言います。「ですが利用率が驚くほど高いことや、利用状況を示す数値から、これがいかに社会にとって重要なものになっているかを実感しています」。

この取り組みは、まだほんの始まりに過ぎません。Staffmark Group は、企業クライアントと連携し、今後数年のうちに、全ての派遣スタッフがこのソリューションを利用できるように計画中です。経済的に安定し、かつ雇用主にサポートされていると感じている人材は、自分の仕事にエネルギーと情熱を注ぐことができるようになり、結果として企業クライアントにもよい効果が波及するはずです。Staffmark Groupは派遣スタッフのニーズを第一に考え、事業を通じて、社会にポジティブな変革をもたらすことを目指しています。

*2020年10月、Staffmark Group調べ

微笑んでいる女性、Staffmark Groupのエミリー・ギルトナー

Emily Giltner(エミリー・ギルトナー)

Senior Vice President - Enterprise Operations, Staffmark Group

ウェスタン・ケンタッキー大学卒。金融を専攻、経済学を副専攻して理学士号取得。 2003年5月Professional in Human ResourcesおよびCertified Staffing Professionalの認定を受ける。American Staffing Association(米国人材派遣協会)における教育・認証委員会 前委員長。Staffing Industry Analysts(SIA)の2020 Global Power 150 - Women in Staffing list 選出