recruit logo

Corporate Blog

  • リーダーシップ

クリス・ハイムス:Indeed CEO メッセージ FY2021

We help people get jobs.

Indeedのミッション「We help people get jobs.」私たちが常に思い続けていることです。コロナ禍での世の中の人々の関心事は、「家族やコミュニティの健康と安全」 「仕事」のふたつに集中しています。この2年間で世界各地で起きた雇用喪失は驚異的なレベルであり、自分たちのミッションを一層強く自覚せずにはいられません。

post 157 thumb

クリス・ハイムス(Chris Hyams) Indeed CEO

この受難の時に私たちは、求職者と雇用者にとって最も緊急性の高いニーズに焦点を絞りました。感染リスクを避け、誰でも簡単に利用できるオンライン面接ソリューション『Indeed Interview』です。求職者と今すぐ人手が必要な企業をつなぐために、何千もの「オンライン採用イベント外部サイトへ」(英語サイトに遷移します)を無料で開催。Indeedのデータとテクノロジーを活用して、医療をはじめ私たちの日常生活における必要不可欠なサービスを提供している組織向けに、新たなシステムを無料で構築することにも取り組みました。

これらは全て、自分たちのミッション「We help people get jobs.」からきており、一人ひとりが情熱を持って課題解決に当たりました。Indeedのビジョンは、人々が「ボタンを押すのと同じくらい簡単で迅速に」仕事に就けるようにすることです。コロナ禍における努力の甲斐もあり、このビジョンに一歩近付くことができました。その象徴が『Indeed Hiring Platform外部サイトへ』(英語サイトに遷移します)です。

求職者からみれば、就職までの道のりは長く、複雑で、時として企業は思いやりがないと感じることもあります。何十、何百もの仕事に応募しても、ほとんどの場合、企業からの返事はありません。いったい自分が選考ステイタスのどの状況にいるのかさえ把握できないのです。

『Indeed Hiring Platform』では、求職者はまず、プロフィールや検索履歴に基づいてIndeed上の求人情報が表示されます。求人に興味がある場合は、客観的な指標に基づいたスクリーニングを受け、応募要件を満たしているかどうかを即座に確認することができます。要件を満たしていれば、そのまま面接日程の調整に移り、そうでなければIndeedが再度、求職者にもっと合う仕事を探すお手伝いをします。面接もIndeed上でビデオ通話を使用して行えるため、求人情報の検索から面接までのプロセスが一度に完結するのです。求職者にとってこれは、まさに直近10年間で最大のイノベーションでしょう。私たちが初めてインターネットでクレジットカードを使って商品を買い、それが玄関先に届けられた時と同じくらい、後世に残る大きな変化だと確信しています。

また、『Indeed Hiring Platform』は、企業にとっても大きなメリットがあります。採用活動の実に約8割は、応募書類の審査や面接の日程調整などの管理業務に費やされていますが、『Indeed Hiring Platform』を使えば、候補者の選定、スクリーニング、面接日程の調整などのプロセスが自動化できます。その結果、企業は候補者とのコミュニケーションそのものにより多くの時間を割くことができ、採用プロセスにおいて相互理解を深めることができます。さらに、Indeedの姉妹会社であるGlassdoorを利用している膨大な数の求職者にアプローチできることも『Indeed Hiring Platform』の魅力です。

私たちはプロダクト、経営などの全ての意思決定を「Job Seeker First(求職者ファースト)」で行います。全ての Indeedの従業員は、自分たちのミッションを大事にし求職者にフォーカスしています。コロナ禍において私たちは、人々が立ち直り仕事に戻れるよう、これまで以上に奮起してきました。この歴史的な期間は、創業以来最大のイノベーションを実現するために、深く思考し自己変容する時間でもありました。

『Indeed Hiring Platform』によって50万件以上の面接が行われています。また、今後はグローバル展開も準備しています。採用をよりシンプルにするというIndeedのビジョンは、壮大で、複雑で、終わりのないもので、これはまだほんのスタートでしかありません。世界中の人々の求職体験。その未来のスタンダードを今後も創造し進化し続けていきます。

2021年08月16日

※事業内容や所属などは記事発行時のものです。