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求職者と求人企業のマッチング精度を高めるIndeedの新テクノロジーとは

Indeedでは「We help people get jobs」というミッションを大切にしています。全ての求人情報を一つのサイトに集め簡単に検索できるようにすることによって、世界中のユーザーからの支持を集め、世界で最も訪問者数の多い求人サイトになりました。Indeedではユーザーに最良の検索結果を提供するために、ユーザーの検索結果をデータとして蓄積しながら新しいサービスやコンセプトを継続的に開発することで、求人検索の質を向上させています。常に500以上のA/Bテストが行われており、雇用の領域におけるイノベーションを起こしています。採用プロセスの「不」を解消し、仕事探しを速く、シンプルにしていきながら、人々に平等な就業機会を提供していきたいと考えています。

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Raj Mukherjee,Senior Vice President of Product プロダクト担当シニアバイスプレジデント Rajは、Indeedが提供する製品のグローバルビジョンと戦略の推進を担っています。既存の製品ポートフォリオとのバランスを取りつつ、新たなビジネス・インキュベーションに取り組むグローバルプロダクトチームの日々の業務を指揮しています。

"履歴書"を超えて

企業の人事担当者や採用担当者は、履歴書を見て候補者の経験値を評価することが多いですが、そこで表現される内容はその人のほんの一部分を表しているに過ぎません。履歴書に書かれている表面的な情報だけでは、候補者の能力を完全に理解することはできないのです。そこでIndeedでは、求職者が自分の能力やスキルをより詳しくオンライン登録し、企業の担当者もそれを網羅的に把握することで、スキルベースでのマッチングを高められる新サービス「Indeed Assessments」を開発しました。このサービスを活用することにより、求職者は、応募したいポジションに対して自分のスキルが適していることを表現することができ、企業からの評価にも納得感が高まります。私たちはこのサービスが求職者にとって新しくすばらしい機会を獲得するのに役立つと確信しています。また、採用する企業側も、求人中のポジションや役割によりマッチした人材を効率的に見つけだすことができるようになります。

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新オンラインアセスメントツールの統合

検索時代の到来とともに、それまで人間の手によってのみ行われていた仕事と求職者のマッチングは、テクノロジーの力によって大幅に改善されています。Indeed Assessmentはその代表例の一つです。Indeedは2017年、人材アセスメント分野のリーディングカンパニーで、プログラミングテスト・パーソナリティ診断・語学スキルなどのオンラインアセスメントツールを提供するInterviewed社を買収しました。Indeed Assessmentsは同社のツール群をさらに改良したものです。求人企業はこれらをオンラインで使用できるだけでなく、ニーズに合わせてカスタマイズするサービスを使うことで、求めるスキルセットと求職者をより効率的にマッチングできるようになりました。この新サービスはすでにIndeedのサービスに統合されており、企業がIndeedに求人情報を投稿する際、専用のダッシュボードから直接各種のツールにアクセスできます。現在は米国にて提供されているサービスですが、米国以外での地域での展開も検討中です。

求職者と求人企業の双方に価値を創造する"データの力"

データドリブンな企業であるIndeedは、テクノロジーを活用することで数多くの求人情報を分析し、求職者の行動パターンや性質をアルゴリズム化して、マッチングの精度を高めてきました。その結果、Indeedで仕事を探す求職者には、職務経験や履歴書の内容、さらにはそれまでどんな仕事を検索してきたかといったデータをもとにした、自分と関連性の高い求人情報を提供しています。また、求人企業は採用プロセスのオンライン化や自動化を通じてプロセス全体を効率化することができ、求職者一人ひとりとの対面での信頼関係作りなど、本質的に重要なネットワーキングの活動にこれまで以上に時間や労力を注げるようになっています。

Indeed Assessmentsは、企業が履歴書に頼り切りになるのではなく、オンライン登録されたスキル情報をもとに募集中のポジションによりマッチしたスキルをもつ候補者を見つけることを実現します。特定の専門技術を持つ候補者を探しているのか、あるいはクリティカルシンキングのような能力を評価する必要があるのか、Indeed Assessmentsは求職者と企業とのより適切なマッチングに役立つ情報をカスタマイズして提供しています。企業が候補者を正確に見極め、効率的に評価し、採用までに要する時間を半分に削減することさえ可能にします。また、データドリブンなマッチング技術は、求職者と求人企業の相互理解を深め、企業側の偏った判断を減らすことで、評価に一貫性をもたらすこともできます。データは候補者の長所を可視化してくれるため、企業側も確信を持って求めるスキルを持ち合わせているのかを判断できるようになるのです。

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より良い"働く"を目指して

私たちはIndeedを創業した当時から、働くこと、そして仕事を探すことは、一人ひとりの人生において最も重要な要素のひとつであると考えています。その意味において、求人情報の検索は、人びとにとって人生で最も重要な検索行動の1つと言えるのではないでしょうか。近年は、求職者と求人企業の双方にとって有益なイノベーションが次々に生み出されています。その中でIndeedは、このHR領域変革の最前線に立ち、テクノロジーによってより良い雇用のプロセスを生み出していきたいと思っています。

Indeed Assessmentsは、応募する際に自らのスキルをアピールする機会を誰にでも平等に偏りなく提供したいという思いから生まれました。私たちは、採用プロセスにおいては常に人と人との対話が根本にあると考えていますが、それと同時に、今後はテクノロジーの活用がますます重要になってくると考えています。最適な求人情報のレコメンデーションや給与交渉、候補者に対する評価の偏りを減らすことも含めて、テクノロジーはよりパーソナライズされた求職活動と採用のプロセスを実現し、求職者と求人企業のマッチング精度をさらに高めていくことでしょう。

2018年07月31日

※事業内容や所属などは記事発行時のものです。