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サービス・事業

メディア&ソリューション事業
(メディア&ソリューションSBU)
SBU長メッセージ

この内容は2018年統合報告(2018年10月発行)掲載時点のものです。

より洗練されたビジネスモデルへ進化

北村 吉弘

北村 吉弘

常務執行役員
兼 メディア&ソリューションSBU担当
兼 株式会社リクルート 代表取締役社長

主要事業分野で売上収益No.1

メディア&ソリューション事業の歴史は、リクルートグループの歴史そのものと言っても過言ではありません。創業以来、国内事業のほぼすべてを自社で開発し積み上げ、現在の事業ポートフォリオを形成してきました。祖業である「国内人材募集領域」に続いて、1980年代には、進学・住宅・自動車・結婚といった人生に一度か二度経験するような「ライフイベント領域」に展開し、その後、2000年代に入って旅行・飲食・美容といった「日常消費領域」に事業を拡大してきました。また、その間に、トラディショナルな紙メディアから、ITとネットワークを駆使したインターネットメディアに、迅速かつスムーズに軸足を移してきました。2018年3月期では、売上収益は6,799億円、EBITDAは1,561億円、総従業員数は約2万人に迫る規模に拡大しており、ほぼすべての主要事業分野において売上収益No.1のポジションを築いています。

テクノロジーを活用し、可視化と最適化で新たな価値を提供する

私たちの重要な事業基盤であるインターネットやWEBサービスは、社会やビジネスの変化を支えるインフラとして発展を続けています。AIやIoTなどが大きな注目を集め、これらが引き起こす世の中の急激な変化を第4次産業革命と位置づける見方もあります。私は、テクノロジーが産業そのものを変化させたり、新たな産業を生み出したりしていると理解しています。日本の市場はこれから労働力人口の減少が予想されています。それは抗うことのできない事実ですが、日本の競争力を高めていくためには、テクノロジーを駆使して、どの産業においても生産性を上げていくことが必要だと考えています。私たちは、この分野にSBUとして挑戦し、社会に新たな価値を提供していきたいと考えています。テクノロジーを駆使することでもたらされるデジタル化は、今まで見えなかったものを可視化します。それだけではなく、見えたものを最適化していくことも容易になります。この可視化と最適化をキーワードに、すべての産業やビジネスプロセスに対してアプローチしていくことを目指しています。

マッチングプラットフォーム・ソリューション事業へ進化

私たちは現在、クラウドの普及をはじめとするインターネットテクノロジーを積極的に活用して、クライアント向けの業務支援ソフトウエア、オンラインアプリケーション(SaaS)を投入し、より効率的かつ大量にデジタル情報を集める強固な仕組みの確立に取り組んでいます。また一方で、横断的なポイントサービスである「リクルートID」を導入し、これまで各々のサービスごとに閉じていたユーザーデータベースを統合するとともに、ご利用いただくユーザーの方のさらなる利便性向上につながる取り組みも過去より行ってきました。テクノロジーの積極的な活用によって、現在のメディア&ソリューション事業は、ユーザーとクライアント双方の満足度を同時に高める「マッチングプラットフォーム・ソリューション事業」へと進化してきていると捉えています。クライアントに対して、ユーザー満足度の高いメディア(インターネット上の「マッチングプラットフォーム」)と、ソリューション(インターネットを経由した「業務支援サービス」)を同時に提供することで、クライアントの事業環境のIT化を促進し、クライアント自身の収益の増加と業務効率化の同時実現を、私たちの価値として提供することが可能となっています。

こうしたビジネスモデルへの進化のなかで、確立された仕組みを他分野でも展開していくことなど、成功確率の高い事業展開を続けながら、新たなクライアント、新たな業務支援サービス、新たな事業分野における事業機会をどん欲に追求し、さらなる成長シナリオを描き、実現していきたいと考えています。